この夏の節電対策について、いろいろと考えてみました。
現状、節電対策に振り回されている方々ばかりですね。エアコンの設定温度をはじめ、省エネ家電に買い換えたり、本当に効果があるのかわからない節電グッズを買い求める。
この努力や労力を否定するわけではありませんが、電気に依存しすぎた国民がいきなり節電しろ!といってもかなり無理があるでしょう。とうてい15%削減には到達できないことと感じています。
各県や市町村も国の節電指針を受けて各家庭への節電対策を提案しているようですが、決定打となるようなことは言っていませんよね。
そこで、私が考えたのが、「家にいない」ということ・・・。
これに勝る節電対策は無いと思っています。これは、単純な考えですが、少なくとも家を留守にすることにより、少なくとも電灯やエアコンは使わないはずですから・・・。
省エネ家電やエアコン温度設定など、家を留守にすることには絶対に敵わないのは当たり前ですから・・・。
休日などは、避暑地へ旅行に行くとか、エアコンの効いた施設(図書館からスーパーマーケット、娯楽施設などなど・・・。)
このことは政府の節電マニュアルの中にも「外出と旅行の推進」という内容で書かれていました。ところが、いろいろな節電対策を見ても見当たらないというのが現状です。
行政や企業が、自分の事務所や施設の節電ばかりに目を向けて、「外出と旅行の推進」という強力な節電対策をPRしないことが不思議に思いました。節電グッズやエコ家電が売れなくなるからかもしれませんね。
観光・旅行業界の方々も、これをネタにして節電ツアーなどを企画しないのも不思議です。
私がネットで調べた結果、これをネタにした施設がひとつだけありました。山梨県にある市川三郷町営温泉「つむぎの湯」( http://www.tsumugi-spa.com/ )です。けっこう理論的に書かれています。
ただ不可解なのは、町営温泉なので、儲けネタではなさそうですが、どう考えても役人の発想ではないような気がしてなりません。
運営は民間企業がやっているかと思えば、タイトルや内容にも町営の温泉と書かれています。運営主体は明らかに町のようです。ただ、町の公式ホームページとは別になっている点も理解不能な点のひとつです。
内容を要約すると、「節電対策施設ということで、家庭の節電のサポートをするために料金を割り引きます。だから、皆さん来てください。・・・この施設は単なる施設の節電モデル施設ではなく、家庭の節電を助ける節電支援施設です。」というかんじです。
確かに、各家庭で節電努力するよりも日中の暑い時間帯にエアコンの効いたこの施設にいた方が地域のトータル電力の節約にはなるでしょう。また、施設側としても、温泉であるため、エアコンを効かさないわけにはいかないため、お客が1人でも100人でも、さほど経費は変わらないでしょう。そういう意味では納得させられます。
片田舎の小さい温泉がやっても、日本国内の電力不足の解消には、程遠いと思いますが・・・。
もっと悪く言うと、政府の電力削減目標に達成できないための言い訳づくりをしているのでは・・・とさえ感じてしまいます。
ただ、私的には、このアクション自体の普及効果により、私も考えた最も効率的な節電対策へと世の中が動いて行くような気がしてなりません。その点は高く評価したいと思います。
この温泉にかぎらず、数多くの企業や個人が積極的に外出し、家庭電力の削減に取り組めば、この夏の電力不足の解消ができるのではないでしょうか。


